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だって可愛いから。
第7章 満たして
屋良は数年前から怜についている。

怜は

処女なのだ。

必死に行為を止めさせようとしているのは、それが自分への躾として奪われようとしているからだ。

「怜様!お願いです!拒絶してくださいませ!!このようなことをしなくとも、二度と…馬鹿な真似はいたしませんから!…ッ私を捨ててもかまいませんから!」

怜の視線が屋良に向けられた。
泣きそうな顔だ。今までに見たことがないような。
屋良の事だから、きっとここで処女が無くなれば自分のせいだと思うだろう。
そうしたら
負い目が理由でも、ずっと側にいてくれるかもしれなだい。
いらない、なんて本気で言ったわけじゃなかった。

「ふっ?!…っくっ!」
割れ目を這う舌が、ほんのわずか離れたと思ったらきょうすけの唇が吸い付いた。蜜の溢れ出る穴を吸引するような動きに、怜は目をつぶった。
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