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だって可愛いから。
第3章 俺が好き?
この子…未奈の事はまったく知らないが、自分に何度もアタックしてきたのは…そんなにも特別に思われているということ。それだけは伝わった。
「…未奈…ちゃん?名前はわかったよ…」
きょうすけを見つめたままの目が潤んでいく。歯を食いしばって、涙が流れるのを必死に堪えている様だ。
「…ちょ……とりあえず、そこの公園で話でもしようか。」
こんな道端で泣かれても困る。
きょうすけが歩いていく後ろを未奈は早足で追いかけた。公園の一番端っこにそっと佇むベンチに2人で腰を掛ける。
「…未奈…ちゃん?名前はわかったよ…」
きょうすけを見つめたままの目が潤んでいく。歯を食いしばって、涙が流れるのを必死に堪えている様だ。
「…ちょ……とりあえず、そこの公園で話でもしようか。」
こんな道端で泣かれても困る。
きょうすけが歩いていく後ろを未奈は早足で追いかけた。公園の一番端っこにそっと佇むベンチに2人で腰を掛ける。