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いつでも初恋
第10章 プロポーズ
サイドブレーキを外して車を走らせ始める。

「リコ、俺、家まで我慢できそうに無いんだけど」

「私も…、直人を感じたい…。」

山腹のホテルになだれ込んだ。

部屋に入るとルームコールが鳴り、直人が応対する、

「はい、泊まりでお願いします」



―――――



「一緒に入ろう」

素っ裸になった直人が私を裸にしていく。

手を引かれながらバスルームに入ると、どちらともなく貪るように唇を求め合う。

雄々しく反り勃つモノを身体に押し付けられる度、蜜が溢れ出す。

「…欲しいか?」

「…欲しい……早く…」

柔らかなマットの上に寝かされ片手で上半身を支えられる。

もう片方は自身を握り、先端を源に当てて「見てろ」と言う。

グジュグジュと厭らしい音をさせながら、ゆっくりと抜き差しされると自然に腰が動く。


「ここに入(ハイ)れるのはコイツだけだからな」

「…あっ…ん……やっ」

「なぁ…っ」

徐々に律動が激しくなり、身体が仰け反ってしまう。


「直人…ぉ…もう…お、お願い…」


支えられていた上半身を優しくマットに降ろされ、抱え込まれたまま激しく突かれる。

私も必死にしがみついていた。

「リコ…出すぞ…リコ…リコ…」

「あっ…あっ…あー…」

ドクン、ドクンと最奥に熱を放たれた。

はぁはぁと肩で息する直人を抱きしめて私は泣いていた。

喜びの涙…





~fin~

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