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いつでも初恋
第6章 連休Ⅲ
《民宿 はまかぜ》旅館って言ってもいいんじゃないかな?と思うほど。
私達の部屋はテルさん達とは廊下を挟んだ向かい側だった。
お風呂,トイレ,洗面所は共同。部屋には無い。
互いの部屋に入る前にテルさんが直人に訊ねた、
「風呂どうする?男女別と家族風呂があるんだけど、俺らは家族風呂に一緒に入ってんだわー。お前らも一緒に入るんだったら先に入るか?」
「えっ!?いいです、いいです。別々に入りますから」
直人より私が先に返事しちゃった。
「何でだよ、せっかくなんだから一緒に入りゃあいいじゃん」と直人。
「やだよー」
「入るぞ」
「ヤダ!」
「何で」
そんな押し問答をしていると、
「お部屋でゆっくり決めなさい。私達が先にお風呂いただいてくるから…」
笑いながら聖子さんが言った。
私達の部屋はテルさん達とは廊下を挟んだ向かい側だった。
お風呂,トイレ,洗面所は共同。部屋には無い。
互いの部屋に入る前にテルさんが直人に訊ねた、
「風呂どうする?男女別と家族風呂があるんだけど、俺らは家族風呂に一緒に入ってんだわー。お前らも一緒に入るんだったら先に入るか?」
「えっ!?いいです、いいです。別々に入りますから」
直人より私が先に返事しちゃった。
「何でだよ、せっかくなんだから一緒に入りゃあいいじゃん」と直人。
「やだよー」
「入るぞ」
「ヤダ!」
「何で」
そんな押し問答をしていると、
「お部屋でゆっくり決めなさい。私達が先にお風呂いただいてくるから…」
笑いながら聖子さんが言った。