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いつでも初恋
第10章 プロポーズ
駅の改札を出る。
直人は花束以外の荷物を持って、ズンズン前を行く。
小走りになりながら、抱えている花束の花びらが落ちないかと気になってしまう。
直人がマンションの階段を上がって行くのが見えたので走るのを止めた。
ここまで帰ってきたら一人でも大丈夫。
『何か怒らせるような事したっけ?』
未だに不機嫌な理由が解らず考えながら階段を3階まで上がる。
とっくに中に入ってるだろうと思っていた直人がドアに背凭れ立っていた。
「おせーよ」
「鍵は?」
「鞄の中」
「持ってるんじゃん」
「いいから早く開けろ」
いい加減私も腹が立ってきたので無言になる。
鍵を開けノブを持ったまま体をずらした。
黙ったまま直人が先に入って行き、荷物を置きに中へと進んで行った。
備え付けの下駄箱の上に花束を置いて鍵を閉めチェーンをかけた。
直人は花束以外の荷物を持って、ズンズン前を行く。
小走りになりながら、抱えている花束の花びらが落ちないかと気になってしまう。
直人がマンションの階段を上がって行くのが見えたので走るのを止めた。
ここまで帰ってきたら一人でも大丈夫。
『何か怒らせるような事したっけ?』
未だに不機嫌な理由が解らず考えながら階段を3階まで上がる。
とっくに中に入ってるだろうと思っていた直人がドアに背凭れ立っていた。
「おせーよ」
「鍵は?」
「鞄の中」
「持ってるんじゃん」
「いいから早く開けろ」
いい加減私も腹が立ってきたので無言になる。
鍵を開けノブを持ったまま体をずらした。
黙ったまま直人が先に入って行き、荷物を置きに中へと進んで行った。
備え付けの下駄箱の上に花束を置いて鍵を閉めチェーンをかけた。