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第1章 　

ユカは３０歳、私より大分年下です。
彼女はある公立病院の専門職に就いています。

技師関係ではなく、ある専門的技術をもって患者に寄り添い治療を行う仕事です。
余談ですが、看護師を含め、患者に接しながら、患者のために働いている女性には“Ｍ”気質の人が多いように感じます。

普段は“人に尽くす”ことをしているから、その反動から、セックスの時は“してもらいたい”に変わるのでしょうか？

すべての人がそうゆうわけではありませんが、その傾向が多い気がします。
私は以前、ユカの患者でした。

ユカも“Ｍ”でした。
ユカは、行為中はあまり話しをしません。
というより、ユカは行為中は自ら動くこともありません。
ずっと目をつぶったまま、あえぎ続けるだけの“受け身”の状態です。

でも、自分から“おねだり”することがあります。
言うタイミング、いや、言わせるタイミングは、今はもう分かります。
二人の暗黙の了解になっています。

彼女を仰向けにし、彼女の前からずっと責めた後に、一度ペニスを抜きます。
今度は彼女を横向きにし、後ろから愛撫します。
後ろから背中を舐めたり、乳首をいじったり、お尻の割れ目を愛撫したりして焦らすのです。
そうすると、彼女が言うのです。