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官能ショートショート『おねだり』
第1章
「後ろから……後ろから、挿れてください……」
初めて彼女からそう言われたとき、驚いたのを覚えています。
なぜ驚いたのかと言うと、『挿れてください』という、丁寧語だったからです。
普段の会話は普通で私には『~してください』とは使ったことがなかったからです。
彼女の性癖の深さを知ったときでした。
ユカの私への“おねだり”は早かったでした。
2回目のセックスのときに私に言ったと思います。
私はその言葉を聞き、その横向きのままで彼女の望み通り、後ろから挿入します。
でも、挿れたら、そのままじっと動かずにいます。
そうすると彼女は堪らず、自分から腰を動かすのです。
あの“受け身”のユカが。
それが、惚れ惚れするような腰の動きなのです。
彼女の細い体が、青虫が徐々に身体を波打たせ進むときような、淀みない、きれいな動きをするのです。
ムチの“しなる”動きと言ってもいいかもしれません。
その背中から“しなる”動きの最後に、お尻が跳ね上がり、私のペニスが彼女の奥へと、ぐいっと打ち込まれます。
「ああんっ……きもちいい……」
彼女は、自分で私にお尻を打ちつけながら何度も、そうつぶやきます。
そして、その状態から、もうひとつおねだりをするのです。
初めて彼女からそう言われたとき、驚いたのを覚えています。
なぜ驚いたのかと言うと、『挿れてください』という、丁寧語だったからです。
普段の会話は普通で私には『~してください』とは使ったことがなかったからです。
彼女の性癖の深さを知ったときでした。
ユカの私への“おねだり”は早かったでした。
2回目のセックスのときに私に言ったと思います。
私はその言葉を聞き、その横向きのままで彼女の望み通り、後ろから挿入します。
でも、挿れたら、そのままじっと動かずにいます。
そうすると彼女は堪らず、自分から腰を動かすのです。
あの“受け身”のユカが。
それが、惚れ惚れするような腰の動きなのです。
彼女の細い体が、青虫が徐々に身体を波打たせ進むときような、淀みない、きれいな動きをするのです。
ムチの“しなる”動きと言ってもいいかもしれません。
その背中から“しなる”動きの最後に、お尻が跳ね上がり、私のペニスが彼女の奥へと、ぐいっと打ち込まれます。
「ああんっ……きもちいい……」
彼女は、自分で私にお尻を打ちつけながら何度も、そうつぶやきます。
そして、その状態から、もうひとつおねだりをするのです。