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禁断の甘い果実
第1章 禁忌への階段


……秋夜Side……



……やっべ……
遅くなっちまった!拓海腹空かしてんなあ~



俺は急いで家の中に入った。
すると拓海の姿が、見当たらない。



……あれ?……
拓海?部屋か…?
俺は2階に行く。



『……拓海~?……帰って来たぞ~』



俺は拓海の部屋の、前に着くと、
部屋の中から、
何やら怪しい声が、聞こえて来た……







……ハア……
……アアッ……







……この声……
拓海…?



……俺は……
まだ幼い弟が部屋で何をしてるのか、
直ぐに理解出来た。


……俺は……
弟の部屋の戸を、
そっと開けて中に入って、
息を殺しその姿を、暫く見て居た……



……やっぱり……
弟は自慰をしていた……
その姿を見ても俺は嫌悪感など少しも、感じずに居た。



それどころか、
少し開いた窓から、差し込んだ、
陽の光に弟の、
襟足まで延びた、
サラサラの金髪の、髪が凄く綺麗で、
俺は弟の姿に、







……欲情してた……






……やがて……
弟が俺に気がついた。
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