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第2章 愛しき人～ 二度めの出逢い

『いらっしゃいませ』



店員が声をかけてきた。



『ﾌﾟﾚｾﾞﾝﾄですか？』


『……あ……
ハイ♪』



『彼氏さんですね♪』


『……ええ……素敵な人です。優しくてカッコよくて……』


『ｱﾗｱﾗ､まあまあ♪
ﾗﾌﾞﾗﾌﾞですね？』



『……ﾊｯ……イヤだ！
私ったら何言って！あのスミマセン！』



ああ、ﾎﾝﾄに私……
何言ってんの！
少女じゃあるまいし。
恥ずかしい/////



『今ならﾘﾝｸﾞでも、ﾈｯｸﾚｽでも、お名前
お入れしますよ？』


ﾈｯｸﾚｽ似合いそうだな。ｼﾙﾊﾞ-のﾈｯｸﾚｽにﾍﾟｱのﾊ-ﾄ……



『あ、じゃあ……
このﾊ-ﾄ型のを2つ。』



『素敵ですね♪
お名前は？』



『R＆M』で、
お願いします。』



『有り難とう
ございます。少々
お待ち下さい。』



『……はい……』



今の美沙は、
レイの名前を言うのもなんだかくすぐったい気がした……



『お待たせしました～』



と言ってネックレスを持って来た。



『じゃあ、こちらになりますね。』



『素敵です♪
有難う』



『では1万5千円に、なります。』



『はい。』



そして支払いを済ませ、店を出た。



『有り難とう
ございました♪
お幸せに♪』



『有り難とう♪』