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TABOO
第3章 恋人達の居る時間
『……美砂……
ほんとにごめんね。今日はずっと
美砂と一緒に居るから……』



『……ホント……?
レイ…?きつく
抱きしめて……』



レイは激しいキスを何度も何度も
美砂の唇に落とした。



そして互いに求めあい……
また愛しあった……


二人の気持ちはもうここまで来ていた。


夫は…?
これから先の事は…?
そんな事さえ、
考えられないくらいに
今の美砂は
レイに夢中になっていた。







……愛してる美砂……







……私も愛してる……







『でもいい加減
お腹空いたね?』



二人は昨日、
何も食べてない事に気がついた。
そして笑った。



『ちっちゃいけど上に喫茶店があるから行こうか?』



『そうね。』



『シャワー浴びる?』



『レイ先にいいよ。』



『うん。
一緒に入る…?』



『……ダメッ……
どうせHになって、食事できなくなっちゃう!』



『それもそっか。残念~
じゃあ待ってて…?美砂……』



『…うん。』



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