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TABOO
第3章 恋人達の居る時間


食事を終えて、
部屋に戻り、
どちらかともなく、惹き付けられる様に抱き合った。



そして激しい
キスを交わした。







『…んっ…あ……
抱いて…レイ……』






『……美砂……』







『時間の許す限り、抱いていて……
私を離さないで……レイ……』







『……美沙……
愛してる……』







『……私も……
愛してるわ……レイずっと……
あなたの傍に
居たいのに……』



我慢していた美砂の瞳から、
一筋の涙が伝った。


レイは美砂の涙に
そっとキスした……


『……ごめんね……美砂……でも、
俺も……
同じ気持ちだ……』






『……レイ……』







『……美砂……
もう泣かないで。』






二人は時間の許す限り抱き合った。



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