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TABOO
第1章 運命の赤い糸

同時にこの青年に、引き込まれている
自分を感じていた。
……こんな事……もう二度と
ないだろうな……
美沙はためらっていた。
すると青年が、
『今日だけでいーから……』
とまた誘ってきた。幸い夫の帰りは
今日は遅い。
遊ぶには打ってつけだ。
『ほんとに今日だけ…?』
『……うん……』
『ちょっとだけなら……』
『ホント?…ヤッタ♪』
青年の笑顔がさっきより増して輝いた。
こんな子の誘いを断るなんて子
いないだろうな……と美沙は思った。
『乗って?お姉さん』
慣れた手つきで、
ドアを開ける。
助手席に座る。
『あ、俺、零って
いいます。立花零。レイって呼んで下さい』
『お姉さん…名前は…?』
『え、あ、美沙…
早川美沙です。』
『ミサ…?
可愛いい名前だね?』
美沙は吸い込まれそうな
青年の瞳に、
ドキッとしていた。
『美沙さん……
時間、どのくらい平気?』
『あ、1時間くらいなら』
『……1時間か……』
そう呟くとレイは
車を走らせる。
『なんの仕事してるの?』
美沙はやっとの思いで
レイに聞いた。
黙って見つめるだけで
精一杯だった。
そのぐらい
レイにときめいていた。
自分を感じていた。
……こんな事……もう二度と
ないだろうな……
美沙はためらっていた。
すると青年が、
『今日だけでいーから……』
とまた誘ってきた。幸い夫の帰りは
今日は遅い。
遊ぶには打ってつけだ。
『ほんとに今日だけ…?』
『……うん……』
『ちょっとだけなら……』
『ホント?…ヤッタ♪』
青年の笑顔がさっきより増して輝いた。
こんな子の誘いを断るなんて子
いないだろうな……と美沙は思った。
『乗って?お姉さん』
慣れた手つきで、
ドアを開ける。
助手席に座る。
『あ、俺、零って
いいます。立花零。レイって呼んで下さい』
『お姉さん…名前は…?』
『え、あ、美沙…
早川美沙です。』
『ミサ…?
可愛いい名前だね?』
美沙は吸い込まれそうな
青年の瞳に、
ドキッとしていた。
『美沙さん……
時間、どのくらい平気?』
『あ、1時間くらいなら』
『……1時間か……』
そう呟くとレイは
車を走らせる。
『なんの仕事してるの?』
美沙はやっとの思いで
レイに聞いた。
黙って見つめるだけで
精一杯だった。
そのぐらい
レイにときめいていた。

