この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
TABOO
第4章 未来へ
とあるアパートの前。
中から声がする。
オギャー オギャー
レイはそっと
部屋に入って、
美砂を驚かせようと思った。
そこには捜し求めた一番愛しい美砂がいた。
『……こーら……
家出娘!』
『……え……
…レ、レイ…?
どうしてここが…?』
…言葉にならない…
…やっと見つけた…
俺は美砂を抱きしめて
『……美沙……逢いたかった……』
『……レイ……』
『美砂の旦那さんが、
俺を捜してくれたんだ……』
『……』
『こら美砂……バカ美砂……
勝手に話し進めんな。
今まで俺が……
どんな気持ちでいたか
解る…?』
『……ごめん……
ごめんなさい……
レイ…だって。』
『だってじゃない…俺が産むなとでも言うと
思ったの?』
『……レイ……』
『……それとも……俺をもう愛してないの?』
すると今度は美砂が思い切り
レイを抱きしめた。
『……バカ……
愛してるに決まってる
じゃない……』
『……美沙……
立花美砂になって?』
『……レイ……
ホントに私でいいの…?』
『……もちろん……美砂がいい……』
二人は力の限り
抱きあった。
『……美砂……
赤ちゃん抱いていい…?』
『……もちろん……』
美砂は静かに
レイに抱かせた。
『……明日香……
パパよ♪』
『明日香って
言うんだ…?
可愛いいな♪』
『そう?有難う……』
『明日香ちゃん♪お待たせ♪……
パパでちゅよ~』
中から声がする。
オギャー オギャー
レイはそっと
部屋に入って、
美砂を驚かせようと思った。
そこには捜し求めた一番愛しい美砂がいた。
『……こーら……
家出娘!』
『……え……
…レ、レイ…?
どうしてここが…?』
…言葉にならない…
…やっと見つけた…
俺は美砂を抱きしめて
『……美沙……逢いたかった……』
『……レイ……』
『美砂の旦那さんが、
俺を捜してくれたんだ……』
『……』
『こら美砂……バカ美砂……
勝手に話し進めんな。
今まで俺が……
どんな気持ちでいたか
解る…?』
『……ごめん……
ごめんなさい……
レイ…だって。』
『だってじゃない…俺が産むなとでも言うと
思ったの?』
『……レイ……』
『……それとも……俺をもう愛してないの?』
すると今度は美砂が思い切り
レイを抱きしめた。
『……バカ……
愛してるに決まってる
じゃない……』
『……美沙……
立花美砂になって?』
『……レイ……
ホントに私でいいの…?』
『……もちろん……美砂がいい……』
二人は力の限り
抱きあった。
『……美砂……
赤ちゃん抱いていい…?』
『……もちろん……』
美砂は静かに
レイに抱かせた。
『……明日香……
パパよ♪』
『明日香って
言うんだ…?
可愛いいな♪』
『そう?有難う……』
『明日香ちゃん♪お待たせ♪……
パパでちゅよ~』