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粉雪のファンタジー
第3章 涼の決心…そして最終章★
病室を出て帰ろうとしたら、
医師に呼び止められた。
『あのスミマセン。雪さんの
身内の方ですか?』
『……恋人です……』
『そうですか。
今少し、
お時間ありますか?』
『あ、はい。』
俺はある部屋に通された。
『どうぞ、
お掛け下さい。』
『……どうも……』
『雪さんの病気の事は
どのくらい知ってます?』
『……大体は……』
『……では……
はっきり言います。思ったより進行が
早いんです。
これ以上、
面会は危険かと。』
『……ッツ……』
『……そんなッ……俺……最後まで……アイツの傍に居たいんです!!』
『申し訳ありませんが。何かあったら、連絡しますんで
連絡先を。』
『……ッツ……!!』
俺は携帯番号を、
殴り書きして医師に投げつけた。
『何かあってからじゃ
遅いんだよッ…!!』
俺は泣きながら
車を運転して、
やっとの思いで
マンションにたどり着く。そして……
泣き崩れた……
『……雪……
傍にも居られないなんて……』
もう俺にはなす術がなかった……
いつまでも
泣き続けた……
医師に呼び止められた。
『あのスミマセン。雪さんの
身内の方ですか?』
『……恋人です……』
『そうですか。
今少し、
お時間ありますか?』
『あ、はい。』
俺はある部屋に通された。
『どうぞ、
お掛け下さい。』
『……どうも……』
『雪さんの病気の事は
どのくらい知ってます?』
『……大体は……』
『……では……
はっきり言います。思ったより進行が
早いんです。
これ以上、
面会は危険かと。』
『……ッツ……』
『……そんなッ……俺……最後まで……アイツの傍に居たいんです!!』
『申し訳ありませんが。何かあったら、連絡しますんで
連絡先を。』
『……ッツ……!!』
俺は携帯番号を、
殴り書きして医師に投げつけた。
『何かあってからじゃ
遅いんだよッ…!!』
俺は泣きながら
車を運転して、
やっとの思いで
マンションにたどり着く。そして……
泣き崩れた……
『……雪……
傍にも居られないなんて……』
もう俺にはなす術がなかった……
いつまでも
泣き続けた……