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私の彼氏は変態です!
第5章 そんなことかぁ
ー花音sideー

「ん」
太陽の光がまぶしくて目がさめる

隣にあるはずのぬくもりをさがし、あいつとはまた違う柔らかな温もりをみつけ驚いた

(あ、そっか。)
だんだん昨日のことを思い出す

いっぱい泣いたなー

「おはよ」

「!?」
まだ寝てると思ったから驚いた

「1日たって落ち着いた?」
「うん、大事なこと気づけたよ。なくす前にわかってよかった」
昨日いっぱいいっぱい話を聞いてくれた夏美に感謝だなぁ

「よかった!]
夏美の太陽みたいな笑顔が朝から見られて得した気分になる

「今日話にいってくるね」

「うん、行ってこい!」

支えてくれる友達がいる
受けとめてくれる大切な人がいる
大事なことに気づかせてくれて有り難う

たまには喧嘩もしてみるものかな
なんて思いながら一言メールを送った

『会いたい』

ー蓮sideー

朝、光に目が痛くて目が覚める
あれ?花音は...
あぁそっか、きのうボロボロだったな俺
と、散らかった机のビールの缶をみて徐々に記憶を取り戻す

肩にはタオルケットがかけてあり、近くのメモに先輩の字で

ヤローを運ぶ趣味はなし
風呂はいりたきゃはいれ

なんか先輩らしい
それより先輩には悪い子としたなぁ
と、
「おはよ。結論はでたか?」
いつのまにか篤志がうしろにたっていた

「はいっ!決めました。何があっても俺はあいつを大事にします」


メールソフトを立ちあげて
言いたいことは一つだけ

『会いたい』



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