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私の彼氏は変態です!
第2章 カミングアウト
「そんなに不安にさせてたのか。ごめんな」
ちゅ、ちゅ、と涙ひとつづつに唇をあて
まぶたにちゅぅっとkissを落とす

「俺が花音に手出さなかったのは、
俺、凄い変態なんだっ!」

はぁっ?

思わずこぼれた怪訝な声

え?それが原因??あたしじゃなくて??変態だから手が出せなかった?ますます意味わからん…

「いや、俺花音めっちゃ大事で傷つけたくなくて、どうにかノーマルになろうと1ヶ月がんばったんだけどやっぱり無理だった」

「それが理由?」
もう完璧に呆れモードで花音に問われ
うん
と頷く

「なんだっ!そんなことかー。痛くなければ大丈夫っ!」


「え?ほんとに?痛くはないと思うけど、花音に恥ずかしこととか気持ちよすぎることとかちょっと無理させちゃうとかあるんだょ?」
嬉しさを抑えられないけど理性がそう聞かせるそういう声だ

「蓮が無理して手出してくれないよりも、手加減なしで出してくれる方があたしはいい」
このときは本気でそう思った
今でもこの思いは変わらないが、花音はあとあとこの発言を後悔することになる
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