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第5章 悲痛。

仕方ないとりあえずはやはりセリナの家に行こう

俺はセリナに連絡をした

セリナは

（私、あのまま放っておかれるのかと思って…うん、いいよ、泊まっても）

俺はセリナの家に向かった
セリナの家に着くと

（セリナ、腹が減った、なんか作ってくんない？）

セリナは少し微笑んで

（うん、わかった、じゃあ適当にあるもので済ませるね(笑)）

俺は常に思う

女ってのは内向的なタイプの奴に限って実は性格悪かったり要領よかったりする
外向的な奴は意外とそのままでハッキリしている

セリナは前者のほうだ

しかし俺は常にパーフェクトを求めてしまう

誰も完全な人間なんていないのもわかってるが

パートナーはやはり理想なやつがいい

誰だってそうだろう

セリナが

（できたよー(笑)）

少し小生意気に見えるが
料理はうまい！

（セリナ、うまいじゃん！）

（ありがとう！(笑)）

さっきまで色々な事があったのを料理が忘れさせてくれたかのようだった