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第5章 悲痛。

（はーいシンさーん(笑)）
なぜだろう？セリナを見てると笑顔になる

心が安らぐ

俺の中で渇きが潤す瞬間が芽生え始めていた

しかし

潤ってしまえば生き方や快楽を追求することも消えてしまうんじゃないか？

常に渇いていたい

潤うと弱くなる気もする

だが

安らぐ

ある意味セリナは俺にとっては最大の敵なのかもしれない

けど俺も最近疲れている

けど今日はセリナに身を委ねたいと思う

（セリナ、ありがとう(笑)リョウは寝た？）

（うん、リョウさんはソファーで寝てるよ(笑)）

（(笑)ハハハ！あいつらしいわ(笑)）

俺とセリナはリョウを起こさないようにゆっくりとソファーの前を通って寝室へ向かった