この作品は18歳未満閲覧禁止です

- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
ナイショの恋
第3章 ナイショ

「なぁ。結実。山川って覚えてる?」
「山川・・・さん?」
「ん。あぁ。この前マックであっただろ?」
「覚えてないな・・・」
あの時はお兄ちゃんの隣で勉強を教えてもらうことに
嬉しくてほかの人なんか覚えてないよ。
「山川さんが何?」
「結実のこと可愛いって。付き合ってみるか?」
え・・・・?
私が?
「なんで?」
「山川いいやつだよ」
いいやつって・・・
「ひどい・・・」
「ん?」
「お兄ちゃん、ひどいよ!!」
「なんでそんなこと言うの?
私がお兄ちゃんを好きだって気がついてるんでしょう?
なんでそんなこと言うの!
ひどい!
お兄ちゃん、大嫌い!!」
悲しくて悔しくて涙が出る。
私がお兄ちゃんを好きだって絶対絶対知ってるはずなのに。
お兄ちゃんは私の気持ちをほかの人に向けさせようとしてる。
「ちょっ。おい!結実。落ち着けって」
「山川・・・さん?」
「ん。あぁ。この前マックであっただろ?」
「覚えてないな・・・」
あの時はお兄ちゃんの隣で勉強を教えてもらうことに
嬉しくてほかの人なんか覚えてないよ。
「山川さんが何?」
「結実のこと可愛いって。付き合ってみるか?」
え・・・・?
私が?
「なんで?」
「山川いいやつだよ」
いいやつって・・・
「ひどい・・・」
「ん?」
「お兄ちゃん、ひどいよ!!」
「なんでそんなこと言うの?
私がお兄ちゃんを好きだって気がついてるんでしょう?
なんでそんなこと言うの!
ひどい!
お兄ちゃん、大嫌い!!」
悲しくて悔しくて涙が出る。
私がお兄ちゃんを好きだって絶対絶対知ってるはずなのに。
お兄ちゃんは私の気持ちをほかの人に向けさせようとしてる。
「ちょっ。おい!結実。落ち着けって」

