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その時、キミに恋をして
第1章 始まりは最悪



俺は残りの撮影を、超イラつきながら、こなしていた。




『カット!』




『---桐矢---お疲れ!』



『お疲れっした!』


俺は仕事を終えるとそそくさとある、
場所に向かった。



……もちろん……
女んとこ♪
アイドルだって、
恋ぐらいする。



---まあ---
ファンには内緒って奴だけどな~



---俺は---
歩きながら、
女に電話を掛けた。


『もし♪
俺~♪俺~!』



---って---
俺オレ詐欺かよ。笑っ



『---桐矢---逢えるの?』




『---ああ---今から行くわ♪』



『気をつけてね!』


『あっ、今日俺、
めっちゃイラついてるから!
スペシャルに
行くから♪
よろしく~』



『またあ?
最近いつもね~
はいはーい♪』



---ん?---
スペシャルって、
何かって?



そんなん!
ベッドの上の、
スポーツに、
決まってんじゃん♪


俺は女の元に、
急いだ。



キンコーン♪




『ハイ♪桐矢!
上がって♪』




---俺は---
優奈の部屋に、
入るなりいきなり、優奈に抱きついた。





『---桐矢---ちょっ、いきなり?話しとかしたい、、ンッ---』






『---優奈---話しは後でゆっくり---』






---俺は---
優奈に激しいキスをすると、
そのまま優奈と、
ベットにダイブした---



『---アン---桐矢---』






『---優奈---早く俺のイライラ、沈めて---』



『---桐矢---何があったの?』




『---優奈---後でゆっくり、
話すよ……
俺もう限界……』




『---アッ---桐矢---』



『---優奈---俺のイライラ、
沈められるの、
お前だけだよ---早く、優奈---』



---俺達は---そのまま、
快楽の海の中に、
堕ちて行った---





---だけど---俺は優奈を
抱いているのに、



いつしか俺の頭は、アイツの事で、
いっぱいになっていた---










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