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その時、キミに恋をして
第3章 箱根の夜
『……桐矢……
個室あって良かったな♪♪』



『……ああ♪……』


『これなら最後まで、食えるな♪~』



『……マジで……
早瀬さん、
この前悪かったね!』



『……ん?……
何だっけ?』



『……俺……
全部食えなくて……』



『……ああ……
気にすんなよ♪
オッ!桐矢!
すげー♪♪この部屋!海見えるぞ?♪』



そう言うと早瀬さんは窓を開けた。



『……マジ?……
ほんとだ!』



『……さすが!!……海沿いだけあるな♪♪せっかくだから、後で海ちょっと、降りてみよーぜ!』


『……ああ……
うん……』



……海かあ……
さすがに撮影で、
見飽きてるけどなあ。
でも飯奢ってくれるし……
付き合ってやるか!






……なんか……
あの笑顔見たら、
断れねーな……







……早瀬さん……
大人だったり、
子供みたいに無邪気になったり……



……なんか……
不思議なんだよなあ、この人!



『お待たせしました♪』



するとフルコースの料理が運ばれて来た♪♪



『有り難とうございます♪』



『飲み物どうなさいますか?』



『……んー♪……
ビール♪』



『……てか!……
早瀬さん!……
車じゃん。汗……』


『……あ、そか!……ちっ!』



『……ちっ!……
って舌打ちすんなよ!』



『アラアラ♪
ホホホ♪』



『……んー!……
じゃあ烏龍茶ある?』


『……はい♪……
ございます♪』



『……お前は?……』


『……じゃあ……
俺も烏龍茶♪』



『かしこまりました♪烏龍茶2本ですね?追加も出来ますので♪』



『有り難とう♪』



『ごゆっくり♪』



『……桐矢……
食おーぜ♪
マジ上手そう♪』



『……うん……
めっちゃ上手そう♪♪早瀬さん!
ご馳走様♪』



料理はほんとに、
上手そうだった。
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