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涙色☆遠恋
第2章 彼の居る場所
『……結奈……
ほんとに嬉しいよ。結奈も俺の事が、
好きなんて……』
『……それは……
私も同じよ、涼……涼みたいな素敵な、人の彼女に慣れた
なんて……』
『……結奈……』
……俺は……
愛しさの余り……
結奈を抱きしめた。
『……涼……
なんだか不思議ね。昨日までは涼を、
知らずに生きてた
なんて……』
『……そうだな……二人が出逢えた事が奇跡だな……』
『……そうね……』
『……結奈は……
休みは何曜日?』
『……それが……
曜日は決まって
無いのよ……
不定期で……』
『……そっか……
結奈忙しそうだもんな……』
『……涼……
ごめんね……』
『……結奈が……
誤る事じゃ無いよ。俺が絶対また結奈に逢いに……
東京に行くから♪
心配すんな……』
『……涼……
私も逢いに来るわ。絶対に!
ううん……次の、
休みが決まったら、逢いに来ていい?』
『……結奈……
ほんとに?……』
『……ええ……
私だって涼に、
逢いたいもの……』
『……結奈……
有り難とう。
あ、結奈?
お風呂入ったら?
汗かいてるでしょ?今お湯溜めるからさ?』
『……涼は?……』
『……俺は……
結奈の後で入るよ♪』
『……涼……
有り難とう。
じゃあお風呂頂くわ。でも涼より先に、いいのかしら?』
『……じゃあ……
一緒に入る~?♪』
『……えっ……
もうっ!
涼ったら!……』
『……アハハ……
嘘だよ♪
結奈顔真っ赤。笑っ可愛いー♪』
『……もう!……』
『……アハハ……
ごめんごめん!
お湯溜めて来る♪』
『……涼……
有り難とう!』
……涼ったら……
……私きっと……
顔真っ赤だったわ。
……でも……
涼とならそれでも、いいって一瞬、
思った私が居た……
……やっぱり……
私涼が凄く好き……