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涙色☆遠恋
第3章 拓磨の気持ち


……拓磨Side……


……暫くすると……
助手席に座って居る新谷の、
寝息が聞こえて来た……

……ヤベえ……
新谷寝てるしww

……俺は……
車を人通りの少ない道沿いに停めて、
新谷の寝顔を暫く見つめていた。


……新谷……
疲れてるんだな、やっぱり……

……俺は……
新谷の髪をそっと撫でて……



……新谷……
俺がもうちょっと若かったら……
今この場で……





……お前にキスしてたよ……




……新谷の寝顔は……
天使みたいに可愛いかった……


『……ん~っ……』

……その時……
新谷が目を覚ました。笑っ


『……新谷……おはよう。笑っ』

『……ハッ!……
キャー!すみません、私!
寝てたんですかあ~?汗。。。』

『……ああ♪……
気持ちよさそうに。笑っ』

『……すみません、すみません!……
もう!寝てるなんてなんて、
失礼な事を~!』

『……新谷……
疲れてるんだよ。そうだ!
お前、3連休取っていいぞ♪』

『……えっ?……
いいんですか?いつですか?』

『……ああ……
もう忙しさのピーク過ぎたし、
新谷頑張って来たから♪
明日から休んで良し♪』

『……ほんとですか?……
有り難うございます♪』

……私は突然……
降って湧いた休日に、
心が踊って居た♪
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