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涙色☆遠恋
第3章 拓磨の気持ち



……こうして……
私とチーフは、
最終段階のチェックを急ピッチで、
進めていた。



『……じゃあ……
彼の写真現像して、来るな♪』



『……はい!……
お願いします!』



涼のインタビュー記事も、
なんとかまとまって来た♪



……これなら……
残業にならずに、
済みそうね♪



……私は……
涼のインタビューを読み返していたら、なんだか涼の事を、想い出してしまった……



……ほんとに……
こんな素敵な人が、あたしの彼になったのかしら?……



……私は……
なんだかまだこの、現実が信じられなかった……







……涼……
逢いたいな……







……ハッ……
仕事中に何涼の事、考えてんのよ!







……もう!……
しっかりする!







……全く……
どんだけ涼に依存、してんだか!



『……おーい!……出来たぞー♪』



その時チーフが、
出来上がった涼の、写真を持って戻って来た。



『……あ!……
チーフ!
お疲れ様です♪』



……そして……
チーフは涼の写真をマジマジと見て。笑






『……うーん……
しかしイケメンだな!……』







と滅茶苦茶満足気な顔をしていた!



『……彼は……
文句の付けようが、無いな♪
こんだけのイケメンならやっぱり、
恋人とか居るのか?』



と私に聞いて来た!思わず私は飲みかけのお茶を、
吹き出してしまった。汗!……



『……おいおい……どうした!?』



『……はは……
ちょっと熱くて!
恋人ですかあ?~
どうですかね~』







……私です!……







とは口が避けても、チーフにはやっぱり言え無かった。笑っ
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