この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
白雪姫にくちづけを
第23章 翔平×梨々子*
浩巳とあずさが岩陰に隠れた頃───
飲み物を取りにコテージに戻った梨々子と翔平は、冷蔵庫の前にいた。
アイスも持っていこうと、翔平が下段の冷凍室を引き出していると、梨々子が後ろから覆いかぶさってきた。
『…りりちゃん、誘ってる?』
『やだ、そんなことないよ…』
『うそ。そんなに胸押しつけてきて。』
『だって…翔平の背中、逞しくって好きだもん//』
しゃがみこむ翔平の背中に、ぴったりと張りつく梨々子。
『ねぇ…翔平は、ドキドキしない?』
水着越しに豊満なカラダを押しつける梨々子に、翔平は顔だけ振向いてキスをする。
チュ
『外にお友達がいるのに、りりちゃんは大胆だね…』
『…ねぇ、シャワー浴びよ?砂、落としたい。』
チュ、チュ…
『早く戻らないと、怪しまれちゃうよ?』
『ん…だからぁ…早く…//』
待ちきれない梨々子は翔平のシャツのボタンを解いてゆく。
『りりちゃんのカラダ、おれが綺麗にしてあげるよ…』
口づけたまま、翔平は梨々子をお姫さま抱っこし、シャワー室へ向かった。