この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
白雪姫にくちづけを
第22章 翔平×浩巳×カズヤ


彼女の愛らしい仕草は、浩巳の心を捉えて離さない。
その胸に溢れるのは、彼女への純粋な想い。



(こうして2人でいると、年の差なんか感じない。そんなの…本当は大したことじゃないんだな…。)



───「とりあえずな、キスしてこい。」
───「年の差なんて、一つの事実にしか過ぎないんだから。」



(………///なんか、釈だな…)
気づけば、カズヤの言葉どおりの思考に辿り着いた自分。浩巳は不本意ながら、改めて彼の言葉を思い返す。



───「素直なままに最善を尽くせ!」
───「あずさが好きなのはお前だ。大事なのはそれだけなんだ。」



(結局、焦っても仕方が無い。今できることを精一杯やれって…2人に同じこと言われたんだな。
おれが不安がってるってのも…初対面同様の人達にバレる位、態度に出てるのかよ…)


浩巳は、手元の光をぼんやりと眺める。


(今のおれにできることって、なんだろう?
どうやったら、あずさは笑顔でこの先もおれの側にいてくれるかな…)





───“早く大人になりたい”───




漠然とした悩みを抱えていた浩巳。
年上の同性と過ごしたことで、彼の心境に少し変化が訪れた。


あずさの頼りになる存在になりたいと、この日を境に、彼は強く感じるようになるのだった。

/286ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ