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白雪姫にくちづけを
第28章 ひみつの…*


はぁ…はぁ…


余韻に痺れる身体。あずさは未だ乱れた呼吸のまま、彼のモノを再度、口に含んだ。


ジュルル…しゅっしゅっ…


今度は自分が…
あずさがそう思った時、浩巳が上体を少し起こして抵抗した。


『こら…今日はいっぱい、あずさの中入りたいから//あずさはおしまい。ね?』


なだめられたあずさは、着崩れた浴衣のまま、布団に仰向けになる。


清純を表す白地の浴衣。
可憐な花々に彩られたその装いは、彼女にとてもよく似合う。
その清らかな衣から、暴かれた白い肌。そこに纏わるは黒い…媚薬。


あずさは恥じらいに目を閉じて頭をもたげている。
彼女の姿を映す。それだけで、彼は軽い目眩を覚えた。


クプ…


ゆっくりと押し開けるように入ってくる彼のカラダの一部…


ぬるりとした入口を通って、身体の内側を彼に貫かれていく感覚…


そこに意識を集中するだけで、あずさはたまらなく疼いた。


『あっ…あっ…はっ…///』


『色っぽいね…//まだ挿れただけなのに…』


蒸気する頬、吐息もらす口元…彼女の表情はひときわ艶美に彼に映る。


ゆっくりと、彼女の身体を味わうように腰を振ると、あずさは何とも甘い声を漏らした。


『あん…あっ…はぁ』


『すごくえっちな顔…してる。』


クチュ……クチュ……


『やだぁ//…そんな、ことっ…!』


『おれだけの特権…だよね?』


『んっ…ンッンッンッンッ!』


あずさの唇を自分のそれで塞ぐと、浩巳は律動を早めた。


あずさの好きな場所を見つけると、自身の竿で執拗に責めた。


『あぁっあっや!そこっあっやん!』


ピタ。


『…え?』


『まだ、ダメ…』


登りつめそうだった矢先、思いがけず待ったをかけられ、あずさの高揚感は不発にくすぶる。


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