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白雪姫にくちづけを
第16章 感じるトコロ*〜第2部〜
『あずさ…』
『ふ…んん//浩巳…まだ、洗い物が…』
『後で手伝う…』
チュ…チュ…
『ん//じゃ、シャワー行かせ…ン』
『昼間、浴びたって言ってただろ…焦らすなよ…』
チュピ…チュ
『きょ、今日は泊まれない日で…ぁんん//』
『もう黙って…』
あずさの部屋で夕飯を食べた後、
暗闇の中、2人はベッドの上にいた。
あずさの抵抗も虚しく、縫いとめられた身体には、キスの雨が降り注ぐ。
チュ、チュ
両手首をやさしく掴む彼の手。
それは、あずさの顔の両脇で、時折跳ねる身体の自由を奪っている。
彼女の足の間に滑りこんだ彼の片足に、あずさが立てた膝が触れる。
『んん//…』
くちづけが首筋に落とされると、甘い吐息とともに、シーツの擦れる音が響いた。
ちゅる、ピチャ
耳たぶを柔らかく吸い、滑らかに舌を這わすと、一層、彼女の頬が熱くなるのが分かる。
(…っ!この音、ドキドキするっ//)
耳元で響く水音は、時折かかる吐息と相まって、彼女の興奮を高めてゆく。