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嘘つきな唇
第1章 出逢いは突然に
私は今日一日凄い、イラついていた。
一日中女の上司に、嫌みを嫌と言う程、言われ続けられていた。
『ちょっと
聞いてるの!?
早くやり直しなさい!!』
部屋中に上司の、
怒鳴り声が響き渡る。
ーーーなによーーー元はと言えば、
あんたがとっとと、昨日帰ったからじゃない!
当てつけもいいとこ!!
ーーーなどとーーー言える訳も無く、
『はい。
すみません。』
と一応誤って、
その場所から、
退散した。
デスクに戻ると、
親友で同期の未来がコーヒーを、
持って来てくれた。
ーーーはあーーー
『雪奈。溜め息
漏れてるよ。笑っ
お疲れ様。』
『未来。有り難と♪てかなんなのよ!
って感じ~
イライラして、
しょうがないわ!』
『解る解る!
あの上司は皆、
嫌ってるもんね!』
『そーよね!』
『あ、じゃあ今夜、飲みに行かない?
新しいオシャレな、ラウンジが出来たのよ♪
『そーなの?
行きたい♪』
『OK♪
そうと決まったら、仕事片ずけましょ♪』
『そうね♪』
ーーーだがーーー
この夜を境に、
雪奈の人生が、
大きく変わる事になる事など、雪奈は
知るよしも無かった。