この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
嘘つきな唇
第1章 出逢いは突然に
『……てか……
何処の海行きたい?まあ最もそんなに、遠くには……』
……ルウ……
何処でもいい……
貴方と一緒なら……
『……ルウの……
行きたい海でいいよ?』
『……うーん……
何処行くかなあ~
取り敢えず車、
走らせるか♪』
『……ルウって……そう言うとこ、
行動的ね♪』
『……そ?……
だってせっかく、
雪奈と一緒に居るのに時間無駄にしたくねーし♪』
『……ルウ……
有り難とう……』
ルウの運転してる、姿は滅茶苦茶、
カッコイいい……
……横顔も……
イケメンなんて、
ズルい……
『……ん?……
どうかした…?』
『……えっ?……
な、なんでも無いわよ///』
『……雪奈……
ここから一番近い、海にしようか?
ほんとは遠出とか、したいけどね~』
『……そうね……』
車でのルウは、
『……俺さ……
なんだか雪奈は、
もう前からの、
付き合いみたいな、気がするよ♪
昨日逢ったばかりの気がしないな~』
…とか言いながら、ルウの好きなBGMに、合わせて歌ったり
してた♪
……それは……
私も感じて居た。
ルウとはもう前から知り合いみたいな、そんな感じ……
……私は……
本来人見知りだけどルウにだと、
なんでも話せちゃうしルウが話し安いって言うのもあるけど♪
……つまり……
それが好きって事
なのかな……
『……私もよ……
ルウは話し安いわ』
『……そ?……
良かった♪
今思えば雪奈が、
酔っ払った事に、
感謝だな♪
そうじゃなきゃ、
こんなに接近、
しなかったよなあ。笑っ』
『……そうねえ……私はあんな醜態は、抹殺したいわ!』
『……雪奈……
忘れんなよ?俺と、逢えたんだから。』
『……もちろん……ルウと逢った事は、忘れないわよ……』
『……雪奈……
有り難とう……』
……そう言うと……ルウは私の手を、
握って来た……