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嘘つきな唇
第2章 嵐の一夜
『……雪奈……
ただいま♪』
『……ルウ……
お帰りなさい……』
『……雪奈……
気持ち良かったよ♪行っといで♪』
『……ええ……
行って来るわ。』
……俺は……
雪奈が出るまで、
ビールを飲んで、
TVを見て居た……
時刻はまだ9時……
……二人が……
交じり合うには、
充分有り余る時間だ。
……雪奈と……
いよいよなのかな?
……もし……
雪奈とそうなったら俺は……
……雪奈の……
人生を背負う、
覚悟がある?……
20分ぐらいしたら、雪奈が風呂から、
出て来た。
『……ルウ……
ただいま……』
『……雪奈……
お帰り……』
……雪奈の……
湯上がりの浴衣姿がめっちゃ色っぽく、悩ましかった……
……さすが……
年上の女……
『……ルウ?……
どうかした?』
『……ん?……
イヤ、
何でも無いよ?』
『……そう?……』
『……うん……
雪奈、明日朝早いしそろそろ寝ようか?……』
『……そうね……』
……そして……
その時俺は……
雪奈の涙に気がついた……
『……雪奈……
泣いてるの?……』
……俺が……
部屋の電気を、
消そうとした時……
……とうとう……
その時はやって来た。
……雪奈が……
自ら浴衣を脱いで、俺に抱きついて、
キスして来たのだ。
『……んッ……
雪奈……』
……そして……
雪奈は涙目で……
『……ルウ……
お願い今夜だけ……私を抱いて……』
『……雪奈……』
『……ルウ……
貴方が好きなの……今夜だけでもいいの……
ルウと一つになりたい……』
……そして……
雪奈がブラも、
外そうとしたから、
『……雪奈……
女の子がこんな事、しちゃいけないよ。』
…と言い今度は、
俺から激しいキスをした……