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だ〜いすき!
第3章 花火大会の夜は切なくて



「……変、かな?」


陽輔のそのぶっきらぼうな口調が気になって。


仕度を終えた華子は、陽輔に向かって躊躇いながらその言葉を口にする。

華子の瞳は不安げに揺れていた。






「華子、…出掛けるの止めないか?」


――――こんな可愛すぎ過ぎる華子を外に出したくない。


陽輔の胸によぎったこの気持ちを華子は知らない。

他人の評価と自分の評価は往々にして違ったりする事があるのだ。



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