この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
だ〜いすき!
第2章 熱に溺れて…七夕の願いごと
優しく愛そう―――そう思ったのに、泣かせてしまった。
華子の涙と、その言葉に戸惑ったのもつかの間。
“汚いから”
そんな言葉を口にした華子に、自分への想いを感じてしまい、俺は嬉しくてたまらなくて。
華子は綺麗だと――…。
自分も同じように華子を思っている、その気持ちを打ち明けた。
その刹那。
嬉し涙だと、瞳を濡らした華子。
そんないじらしい姿に愛しさが募った。
華子の中に包まれたい。
1つになって、その最奥に自身を放ってしまいたい。
―――そして。
早く自分達の結晶が実になればいい。
そんな期待に、陽輔の肉棒は張り詰めていた。