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官能ショートショート『二人はツン・ツン』
第4章 ~クリスマス・イヴ編~
「じゃーん! ここだ!」
「なに、ここ? 何このお店? ……元祖・上海飯店……?」
「良かった、さすがオヤジさんだ、クリスマスでもやってる。でも8時までなんだ」
「な、なによ、この汚い店」
「バカにするなよ? ここは、俺が見つけた日本一ギョウザがうまい店なんだ、あんまり知られてねえけどな……お前には特別に教えてやる」
「うそ、ここが?」
「どうだ?」
「なにこれ?! おいしっ! 表面は薄くカリッと焼けてて、でも生地は噛むとプリって弾力があるの……あ、中、キャベツなんだ……キャベツのシャキシャキ感と、ひき肉うま味と、にんにくの風味が口の中で混ざり合って……ああ……」
「ハイ、そして……口の中から無くなる寸前に、ビールと一緒に流し込む……」
「ぷはあぁー、ああ、幸せだわ……今、死んでもいいかも……ははっ」
「そうだろ? そうだろ?」
「なに、ここ? 何このお店? ……元祖・上海飯店……?」
「良かった、さすがオヤジさんだ、クリスマスでもやってる。でも8時までなんだ」
「な、なによ、この汚い店」
「バカにするなよ? ここは、俺が見つけた日本一ギョウザがうまい店なんだ、あんまり知られてねえけどな……お前には特別に教えてやる」
「うそ、ここが?」
「どうだ?」
「なにこれ?! おいしっ! 表面は薄くカリッと焼けてて、でも生地は噛むとプリって弾力があるの……あ、中、キャベツなんだ……キャベツのシャキシャキ感と、ひき肉うま味と、にんにくの風味が口の中で混ざり合って……ああ……」
「ハイ、そして……口の中から無くなる寸前に、ビールと一緒に流し込む……」
「ぷはあぁー、ああ、幸せだわ……今、死んでもいいかも……ははっ」
「そうだろ? そうだろ?」