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官能ショートショート『二人はツン・ツン』
第1章 ~初デート編~
「おっす! 来てあげたわよ」
「おっせーよ、こっちは暇じゃないんだぜ」
「は? 彼女もいないくせに、あんたが日曜日忙しいわけないでしょ? こっちは、あんたがかわいそうだと思って、映画付き合ってあげてるんだから」
「バカか? 彼女の一人や二人いるに決まってんだろ、今日だってあいつらのデートのお誘い断るの大変だったんだ、お前こそ、そんな男っぽい性格じゃ男なんか寄って来ないだろうがな」
「いいんです。寄ってこなくて……私は私で、好きな人がいるんだから」
「だ、誰だよ……」
「なんであんたに言わなきゃなんないのよ! 知りたいの? ははーん、ヤキモチ妬いてるんだ?」
「んなわけねえだろ! ん? ちょ、ちょ、待て、そ、その前に、お、お前、なに履いてんだ?」
「何って、ミニスカートに決まってんじゃん」
「お前な、なに女の子気取ってんだよ、全然似合わねえよ」
「どうだ? 私の生脚が見られてうれしいか? 今日は特別に見せてやるから、ありがたく思え!」
「ははぁ~……って、うれしくもなんともねえや、こらっ! 気安く並んで歩くな! 人から彼女と歩いているように見えるだろうが!」
「かわいいねー! 照れちゃって……彼女いないのバレバレだわ……きゃ!」
「あっぶねーな、ったく……車道側じゃなくて、こっち側歩けよ」
「ありがと……って、いつまで私の腕掴んでんのよ、エッチ!」
「助けただけだろ? 俺だってお前になんか触りたくねえや、と、とにかく行くぞ、ついてこい! 始まっちまうだろうが……」
「ちょっと、待ってよー」
「おっせーよ、こっちは暇じゃないんだぜ」
「は? 彼女もいないくせに、あんたが日曜日忙しいわけないでしょ? こっちは、あんたがかわいそうだと思って、映画付き合ってあげてるんだから」
「バカか? 彼女の一人や二人いるに決まってんだろ、今日だってあいつらのデートのお誘い断るの大変だったんだ、お前こそ、そんな男っぽい性格じゃ男なんか寄って来ないだろうがな」
「いいんです。寄ってこなくて……私は私で、好きな人がいるんだから」
「だ、誰だよ……」
「なんであんたに言わなきゃなんないのよ! 知りたいの? ははーん、ヤキモチ妬いてるんだ?」
「んなわけねえだろ! ん? ちょ、ちょ、待て、そ、その前に、お、お前、なに履いてんだ?」
「何って、ミニスカートに決まってんじゃん」
「お前な、なに女の子気取ってんだよ、全然似合わねえよ」
「どうだ? 私の生脚が見られてうれしいか? 今日は特別に見せてやるから、ありがたく思え!」
「ははぁ~……って、うれしくもなんともねえや、こらっ! 気安く並んで歩くな! 人から彼女と歩いているように見えるだろうが!」
「かわいいねー! 照れちゃって……彼女いないのバレバレだわ……きゃ!」
「あっぶねーな、ったく……車道側じゃなくて、こっち側歩けよ」
「ありがと……って、いつまで私の腕掴んでんのよ、エッチ!」
「助けただけだろ? 俺だってお前になんか触りたくねえや、と、とにかく行くぞ、ついてこい! 始まっちまうだろうが……」
「ちょっと、待ってよー」