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秘密
第4章 乱されて
──まだ濡れないか?
ん?


遠藤の囁きが蘇る。


「…うぅッ…や、…いやっ…」


「逃がさない。
沙織、逃がさないよ」


倉本の声がそれを掻き消した。


「こんなに濡れてる…」


ぬるぬるとした指先が花びらを下から分ける。


「…クッ…うぅッ…」


「もっと開いて…」


何度も首を振る。


「酷いな…あの人には見せてるのに?」


倉本が冷たく微笑んた。


「もっと困らせたい…、待ちぼうけだったからね」


強張る沙織の顔を楽しむように、倉本は沙織の前に屈み、スルスルとショーツを下げた。


「…な、何をするの…」

「何をして欲しい?」


倉本が沙織を見上げる。

「…やめて、何もしないで」

「無理だよそんなの」


倉本の熱い息が、なだらかな丘をくすぐった。

倉本の両手が沙織の脚をゆっくりと下から上に撫でる。

熱い息は激しさを増し、倉本の瞳はまるで沙織を崇めるように切なく色を変えた。


「愛してるんだ」


倉本は甘くそう言うと、沙織の腰に両手を添え、股の付け根に唇を押し付けた。


「…っ!」


熱い傷みが続く。


「い、痛い…」


チュッと小さく音を立てて倉本が唇を離した。




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