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第4章 乱されて

奥を揺すぶられ、ねじ込まれ、素早く抜かれ、はぐらかされる。

沙織はそれを逃がすまいと蜜口を擦り付け、腰を震わせた。


ﾇﾁｭｯ…ﾇﾁｭｯ…ｽﾞﾎﾞｯ…ﾇﾁｭｯ……ｽﾞﾝｯ…


時折空気の抜ける音を立てて更に密着し、沙織は熱く擦れる度に蜜を撒き散らして悶えた。


「あぁﾝ……だめ、だめぇ、おかしくなるぅ、…あぁｯ…あぁっ…」

「沙織っ…沙織っ…、もっとだ、もっと見せて…」


倉本は自分に攻められながら淫らに変わっていく女に、身震いする程興奮していた。

揺れる乳房を強く揉みしだき、音を響かせながら強く吸う。


「う、うぅﾝｯ…」


そして咬んだ。


「い、いやｯ…咬まないでぇ…ｱｯｱｯ…凄いｯ…凄いｯ…くるｯ…、くるｩ…」


奥から熱い波が押し寄せ、沙織は無意識に腰を振り続けた。


「あｧ…、あぁもっていかれそうだ…ﾝﾝｯ…あぁ…沙織…堪らないよ…」


倉本は上体を起こし、沙織の脚を肩に抱え上げると深く奥を突いた。


「…っ…」


熱い風が体内に巻き起こる


「あｧ…だめ、そこ、あぁぁぁっ…あぁあｧｧ…」


熱い血潮が全身を駆け巡る。

倉本が沙織の両手首を掴んだ。
沙織の躰が反り返り乳房が弾む。