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斉藤太一です
第19章 最終章・・・そんなのいらない
久しぶりに見る
君のカラダは
17歳の君よりも
もっと
魅力的で
僕が
すぐに
硬くなってしまったのを
覚えてるよ
君の胸が
あんまり
やわらかくて
何度も
触ると
君が
照れて笑ってたね
柔らかな
君の肌も
濡れた
僕の指先も
恥ずかしそうに
君が拭った
僕の光る唇も
君が
少し苦しそうに
握った枕も
懐かしい
あぁ
でも
今でも
あまり
変わらないね
かすみは
あの時と
あまり変わらない
枕を握る癖も
恥ずかしがる
癖も・・そのまま。
そして
君は
眠ってしまうんだ
声を殺すのに
疲れるのか
いつも
僕よりも先に・・・。
でも
その
幸せそうで
子供のような
寝顔が
僕を癒して
満たしてくれるんだ
おやすみ
かすみ
今日も愛してるよ
明日は
しずくの
誕生日だね
今夜は・・
僕は
眠れそうもないよ