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斉藤太一です
第19章 最終章・・・そんなのいらない
「その時・・


ママは

しずくと同じ
17歳でね


今のしずくに
とても
似ていたよ」





「・・おとーさん・・」





「ん?」









「その続き・・・

聞かなきゃだめかな・・」











「うん・・・

大事な話しなんだ」











「・・・・・」






なぜ

しずくが
そんなことを
言うのか


分からなかったけど


僕は

話しを続けた






「かすみが17歳で
僕が29歳だったんだ

ここで
出会った時。



あの時は

気付いて
なかったんだけどね



その時


僕は

しずくにも
出会ってたんだよ」







「・・・・」






しずくの目に

涙が浮かんだ




言いたくない




ほんとは
こんなこと




言いたくないんだ




でも










僕が

言わなきゃ
ダメなんだ








「その時



もうママの

お腹の中には








しずくがいたんだ」











しずくが


溜まった涙を
誤魔化すように


僕から
視線を外し

空を見つめた










「だからね







しずくは






僕とは


血がつながって

いないんだ」
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