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斉藤太一です
第4章 番号教えて
「僕は
ある日

職場のみんなと
居酒屋で
酒を飲んでたんだ


みんなは
飲んだ後に
二次会に行くって
言ってたんだけど


僕はもう・・行きたくなくて


その居酒屋に残って

ひとりで少し
飲んでいたんだ



そうしたらね


その・・
僕の好きになった人が
声をかけてくれたんだよ



その人は
とっても優しくて

僕の仕事の悩みなんかを
すごく聞いてくれて
いろいろ
アドバイスしてくれたり
したんだ



その人は
とても頭も良くて
話しも上手で・・・


かっこいいんだ





その日のうちに
連絡先を交換して
それから
時々会うようになったんだけど



ある日


その人の家に
誘われたんだ




それで

その時

その人に



・・・告白されたんだ



す、すごく
戸惑ったんだよ

僕は
その人のことを
すごく頼りになる
友達だと思ってたから



でも


僕は・・・




その人を
失いたくなくて


失いたくないってことは


好きってことなのかな…って
思って



受け入れたんだよ





カラダの関係も

受け入れたんだ。






そんなことを
するのは


初めてだったんだけどね」


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