この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
斉藤太一です
第4章 番号教えて
「君は・・・

あの、君の名前を・・


知りたいな

どう呼べばいいのか・・わからないんだ


本当の名前じゃなくても
かまわないから」





「なんでもいいよ

自分の名前嫌いだし」





「・・そうか・・

・・どうしようかな・・」





「次までに考えといて」





「・・わ、わかった」




次があるんだ…


そう言われた瞬間
うれしかったんだけど



「じゃあ…」

そう言って
君が
帰ってしまうのかと思って


僕は急いで
君に話かけたね



話すのは
苦手なんだけど


君にもっと
部屋にいてほしくて

僕は必死だったんだよ




そんなこと・・知らなかっただろ?




「ぼ、僕はね

好きな人がいるんだ


だから・・あ、そうだ

だから
君を襲ったりしないよ


安心して」




「好きな人?」




「・・・あ・・うん」





「恋人?」






「いや・・ちょっと・・違う」







「じゃあ・・なに?」







「なんだろう…


よく…わからないんだ


ねぇ、君

なんだか
教えてくれないかい


全部・・話しをするから・・」





君が
話をしたいんだと
思っていたんだ

だから
僕が先に。


僕が
恥ずかしい話をすれば

君も
話をしてくれるかなって



思ったんだよ。



怖かったけどね



君に

嫌われて
次が無くなっちゃうんじゃ
ないかって

とっても
怖かったんだけどね



/388ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ