この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
感じさせて その後
第4章 バレンタイン


けど
うさちゃんは
風邪ひいてもうてて
さっき帰った時も
チョコのこと
なんも言うてなかって…

仕方ないけど
俺はちょっと
がっかりしていた

ポケットには
職場のおばちゃんからもらった
チョコがひとつ。


うさちゃんの
チョコ
欲しかってんけどな……



アイスと弁当と
おかゆを買ってアパートに戻り
俺はうさちゃんの隣に座った


「アイスとおかゆどっちがえぇ?」

「アイス」

「ほな、俺もアイス」

「ごめんね?」

「えぇんや」

ほんまは
腹ペコやけどな。


俺もアイスって言うたけど
俺はアイス食べんと
うさちゃんの
可愛らしい口元に
スプーンでアイスを運んでやり
まるでパパになったような気分で
うさちゃんの世話をやいた


「なぁ、うさちゃん」

「ん?」

「赤ちゃんおったら
こんな風に世話したりするんよなぁ…」

「……そうね」

「可愛らしいやろな……」

「……うん」

「あぁ……」

「ん?」

「赤ちゃん産まれる前に
うさちゃんって呼ぶん
辞めんとあかんなぁ(苦笑)」

「クスッ…そうね」

「まだ、えぇって思うてたけど
なんや、急に子供欲しなった」

「どうしたの?」

「俺も分からへんけど」


/32ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ