この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
姫武将~純愛物語~
第2章 想い
「葵はさ、父上の兄弟の中でも唯一母親に似て、綺麗だったよ。とても母より年上に見えなかったし、子供産んだようにも見えなかった。すごく…」
ふと、葵を見ると…ほんの少し、頬が赤くなっている。
私は色恋沙汰には疎く、今まで好きになった人がいない。
だから、この心臓がドキドキとするのが何なのかわからないが、葵がすごく可愛く思える。
前の葵も私は、好きだった。優しくて可愛くて綺麗な姉上のような存在。
今の気持ちがその時と同じかと言われたら、少し違う。
もっと、愛しい存在。
「すごく…可愛くて、好きだった。だけど、今の方がもっと好き」
無意識に葵へ近寄り、唇を重ねた。
ふと、葵を見ると…ほんの少し、頬が赤くなっている。
私は色恋沙汰には疎く、今まで好きになった人がいない。
だから、この心臓がドキドキとするのが何なのかわからないが、葵がすごく可愛く思える。
前の葵も私は、好きだった。優しくて可愛くて綺麗な姉上のような存在。
今の気持ちがその時と同じかと言われたら、少し違う。
もっと、愛しい存在。
「すごく…可愛くて、好きだった。だけど、今の方がもっと好き」
無意識に葵へ近寄り、唇を重ねた。