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Deep Emotion
第18章 貴方が、好きです。
勝手に待つ、と結論が出たら随分と心が楽になった。

それでも、門倉さんのことを想うと時々、身体が疼いて仕方がなくなる。

そんな時は、こっそりと自分を慰めるしかなかった。

陽くんがいる時間はさすがに気が退けるのでやらないが、大学に行っている間の一人の時間に声を抑えて、門倉さんの熱を思い出しながら、私は自慰に耽っていた。

「…っ、ん…っ」

荒くなる息が、ますます行為をエスカレートさせる。
卑猥な音が、静かな室内を占拠する。

そうして、そのまま高みへと昇っていく。

「――――っ…!」

絶頂にたどり着き、恍惚感に包まれても、少し時間が経って冷静さを取り戻すと、虚しさが訪れる。

だけど、待つと決めたのは私。

寂しくても、苦しくても、虚しくても、私は前を向いて待つしかないのだ。
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