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Deep Emotion
第7章 side 陽
歩く速度を上げて改札口へ向かうと、今まさに改札を通ったばかりの澪の姿を捉えた。
…見つけた。
俺は歩きながら鞄にしまっていたパスケースを取り出した。中に入っているICカードを使って改札を通る。
電車は既に到着しているが、ドアが閉まる様子はなく、周りの人間も急いでいる感じがしないから、発車するまでに少し時間がかかるようだ。
適当なドアから電車に乗り、澪を探す。運のいいことに、すぐに澪の姿を見つけたが、彼女はシートの端で眠っていた。
起こすのも悪い気がしたので、そのまま寝かせておく。
…見つけた。
俺は歩きながら鞄にしまっていたパスケースを取り出した。中に入っているICカードを使って改札を通る。
電車は既に到着しているが、ドアが閉まる様子はなく、周りの人間も急いでいる感じがしないから、発車するまでに少し時間がかかるようだ。
適当なドアから電車に乗り、澪を探す。運のいいことに、すぐに澪の姿を見つけたが、彼女はシートの端で眠っていた。
起こすのも悪い気がしたので、そのまま寝かせておく。