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Deep Emotion
第11章 恋とは何か
陽くんが私の方に来て、強く肩を抱く。

「彩花。さっき言ってた好きな人、この人だから」

「!?」

一体何の話!?私は訳がわからず目を白黒させた。

「嘘っ、嘘って言って!」

彩花さんの目に新しい涙が浮かぶ。

「だから別れて」

「…やだっ…」

どうやら別れ話で揉めているらしい。

はらはらと、彩花さんの目から大粒の涙が流れ出てくる。

「…しかたないなあ」

肩を抱いていた陽くんが、私に顔を近づけて短いキスをした。

「っ…!?」

な、なんでキスしたの!?

門倉さんだっているのに…っ。

「…もういい」

彩花さんの肩がわなわなと震えている。

「もういいよ!バカ!大っ嫌い!」

彩花さんは陽くんと私を睨みつけてから玄関に行った。乱暴に扉を開けて出て行く。
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