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Deep Emotion
第12章 お祭りの夜
「びびりすぎ」
肩を叩いた人物がにかっと歯を見せて笑う。陽くんだった。
「…びっくりした。あ、ねえ彼氏って?」
状況が飲み込めていない私は陽くんに訊いた。
だって陽くんと別れ話をしてからまだ1ヶ月も経っていない。
そんなに早く新しい彼氏が見つかるものなのだろうか。
もう彩花さんたちの姿は、人混みの中に消えてしまっていた。
「彩花は俺以外にもさっきの奴と、あともう1人か2人いたかな。とにかくいつでも何人かと付き合ってるよ」
「ええー…」
それは何か、嫌だなぁ。千佳ちゃんが聞いたらすっごい面白がりそうだけど。
肩を叩いた人物がにかっと歯を見せて笑う。陽くんだった。
「…びっくりした。あ、ねえ彼氏って?」
状況が飲み込めていない私は陽くんに訊いた。
だって陽くんと別れ話をしてからまだ1ヶ月も経っていない。
そんなに早く新しい彼氏が見つかるものなのだろうか。
もう彩花さんたちの姿は、人混みの中に消えてしまっていた。
「彩花は俺以外にもさっきの奴と、あともう1人か2人いたかな。とにかくいつでも何人かと付き合ってるよ」
「ええー…」
それは何か、嫌だなぁ。千佳ちゃんが聞いたらすっごい面白がりそうだけど。