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Deep Emotion
第12章 お祭りの夜
広場の大きな時計が19時30分を示した。
同時に、夜空に大輪の花が派手に咲く。
おおー!とあちこちから歓声が上がった。
音の迫力と花火の美しさに目を完全に奪われる。
そっと、右隣にいた陽くんに手を握られた。
ただそれだけなのに、ドキリと心臓が大きく響く。
左隣を向くと、門倉さんと目が合った。
(え…?)
優しく笑っているその顔を見た私は、なんだかざわざわと落ち着かない気持ちが渦を巻いていた。
夜空を彩り続ける花火を見ながら、私は言いようのない胸のざわつきに手を焼いていた。
同時に、夜空に大輪の花が派手に咲く。
おおー!とあちこちから歓声が上がった。
音の迫力と花火の美しさに目を完全に奪われる。
そっと、右隣にいた陽くんに手を握られた。
ただそれだけなのに、ドキリと心臓が大きく響く。
左隣を向くと、門倉さんと目が合った。
(え…?)
優しく笑っているその顔を見た私は、なんだかざわざわと落ち着かない気持ちが渦を巻いていた。
夜空を彩り続ける花火を見ながら、私は言いようのない胸のざわつきに手を焼いていた。