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教授と兄と私
第1章 あなたの素顔

「ゆきの、すきだよ。」
眠るゆきのの瞼にキスをおとす
小さい時からゆきのが可愛くてしょうがなかった
何をするときも俺を頼ってくれて嬉しかった
だからこそ、、この関係を壊したくなかった
でも、もう後戻りはできない。
「おにいちゃ、、、ん〜、、」
横を見ると寝言を言いながらすやすや眠る可愛い妹
今度は唇にキスをし、横で一緒に眠りについた
ぱち
目を覚ました後の3分間
いろいろ理解するのにかかった時間
「おはよう。」
!?
横を見ると、お兄ちゃんの顔が朝陽に照らされてて
改めてかっこいいなと思った
「お、おはよう。」
お兄ちゃんの顔をまともに見れないよ、、
「何?昨日のこ思い出した?」
「うっ、、いじわる、、。」
「ゆきの、昨日のことを忘れろなんて優しいことは言わないし、意識してくれるのは嬉しいけど、ゆきのはいつも通りにしてていいからね」
お兄ちゃんが私のことを好きで、今まで通り普通にするのは難しい
でも、お兄ちゃんのことが好きなのは変わらない
「、、うん。わかった」
「うん、いい子だ。朝ごはん食べよ」
にこっと笑い頭を撫でるお兄ちゃんは世界一かっこいいと思う
お兄ちゃんは布団から出て私にシャツを着せてくれた
「服ぐらい自分で着れるよ〜」
いつまでも子供扱いなんだから!
はいはい、と言いながら私の身なりをととのえ、
朝ごはんを作りにキッチンへ行った
なかなか動く気になれない私はお兄ちゃんのベッドでぽやーっとしてる
ふとケータイを見ると1件のメールが届いていた

