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隠匿の令嬢
第6章 恥じらう乙女と卑猥な遊戯

 レオには逆らえない。逆らったところで勝ち目はないというのをアリエッタは学んでいる。アリエッタは無機質の物で犯されている羞恥に耐えて、滲む視界で文字を読む。


「一般し、みんへのひ……がいは多数出て……ああっ、お、り……はぁん……あっ、あっ……んっ」


「随分と誤字の多い文書だな。作成した者に文句を言ってやらなきゃな」


「や、ちが……あああっ!」


 ぬちぬちと濡れそぼる蜜口を弄くっていた万年筆が肉壁を押し入った。もう一方の手は豊満な胸を下から掬い、悪戯な指は頂を摘まみ上げる。


「こっちも触る前から硬くしてたのか。ドレスの上からでも形がよくわかるぞ? でもアリエッタは布越しでは満足しないんだったな」


 ドレスを強引に引き下げ、左の乳房が露になった。その頂は立ち上がり、濃く色づいてふるふると揺れる。


 レオは指を舐め、唾液を纏った指で捏ねられると、蜜口から愛蜜がトロトロと流れた。


「ああん、だめぇ……。よめ……ないの、お願い……。んっ、触っちゃ……だめ……ふぁっん」


 ゆるゆると抽挿される万年筆は蜜で滑りを増し、蕾は指で挟まれ潰されても弾力で弾き返そうとする。





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